オペラ歌手の楠野麻衣です。
先日4月9日(日)に、新百合ヶ丘のグランドピアノがあるイタリアンダイニング「Hestia(エスティア)」さんでコンサート&ディナーパーティーを開催いたしました。
当日はプログラムは配布せずトークでご案内しながらの進行でしたので、こちらにプログラムを記録しておきます。
アペリティーヴォコンサート&ディナーパーティープログラム
《第1部》〜夢の調べ〜
- ティリンデッリ作曲 「春よ(O primavera)」
- スキーラ作曲 「私は夢を見た(Sognai)」
- プッチーニ作曲 オペラ「つばめ」より“ドレッタの夢”
- グノー作曲 オペラ「ロミオとジュリエット」より”私は夢に生きたい”
《第2部》〜日本の春〜
- 中田喜直作曲 「たんぽぽ」
- 日本古謡 「さくらさくら」
- 別宮貞雄作曲 「さくら横ちょう」
- 小林秀雄作曲 「すてきな春に」
〜アンコール〜
- 荒井由美作曲 「卒業写真」
- フレデリック・ロウ作曲 ミュージカル「マイ・フェア・レディ」より”踊り明かそう”
当日は満員のお客様に囲まれ、楽しい春の宵となりました。
シェフには、私が留学していたフィレンツェがあるトスカーナ地方のお料理をリクエストして、このようなメニューになりました。
《お料理メニュー》
〜Antipasto〜
前菜の盛り合わせ(パンツァネッラなど)
〜Primo piatto〜
ポルチーニ茸と数種のキノコの自家製タリアテッレ
〜Secondo piatto〜
ペポーゾ(牛スネ肉を黒コショウと赤ワインで煮込んだトスカーナの郷土料理)
前菜の中にあった「パンツァネッラ」というお料理は、パンを用いたサラダのようなトスカーナの郷土料理です。
トスカーナのパンは塩が入っていなくて固くなりやすいため、(日本人の感覚からするとちょっと味気ないパン。笑)
その固くなってしまったパンを再利用して作るお料理がいくつかあり、代表的なものの一つが今回シェフに作っていただいた「パンツァネッラ」。
日本では、ちょっと硬くなってしまったご飯をお茶漬けや雑炊にしたりするように、イタリアでは食べごろを過ぎたパンの再利用料理があるんですね🥖
ディナーパーティーのお時間ではそんなお話もしようと思いつつ、抜けておりましたのでこの場を借りてm(_ _)m
毎度のことながら、ピアニストの加藤紗耶香ちゃんにはとてもとてもとてもお世話になり、今回は新たなレパートリー作りを目指しての挑戦でした。
昔から歌ってみたかった曲を集めたようなプログラムになり、まだまだ勉強したりないことばかりですが、これを機に今後も歌っていきたい大切なレパートリーになりました。
今回はとってもかわいいお客さまがいらして下さり、アンコールの「踊り明かそう」の時はドアの外で音楽に合わせて踊ってくれていたそうです❤️
実はこのお店のママ、幸子さんは元保育士さんでもあるので、お子さんの相手をするのもプロフェッショナル✨
安心してお呼びすることができました☺️
新企画「エスティア」オーダーメイドリサイタルシリーズ
今回お世話になったイタリアンダイニング《エスティア》さんでは、今後6月から新たなコンサートシリーズが始まります。
(公財)日本オペラ振興会(藤原歌劇団&日本オペラ協会)の団会員企画オーディションで優秀な成績を納められた方が出演するコンサート。
名付けて「エスティア」オーダーメイドリサイタルシリーズ✨
オーディションに合格した歌手たちはそれぞれがお店と交渉し、ランチコンサート、ティータイムコンサート、ディナーコンサート、懇親会つきイベント(?)などなど、歌手自身のオーダーメイドで企画を練り上げていくスタイルのシリーズです。
元々は「ステージ経験の少ない新人歌手のみなさんの経験を積む場を作れたら」と私がお店と委員長に掛け合って企画書を提出して実現したものなのですが、蓋を開けてみたらすでにご活躍中の実力者ばかりが出揃いました😅
そんなシリーズのオープニングを飾るのは、ソプラノ歌手 泉萌子さんです💕
泉さんのお客さまにはお酒好きな方も多いそうで、“エスティアさんのおいしいおつまみを片手にグラスを傾けながら、つまみ食いのようにクラシック音楽を楽しんでいただければ”と企画されたようです。
(ちなみにこのチラシも泉さんご自身の手作りです✨)
歌手の個性あふれるコンサートシリーズ、今回は限定22席!
早い者勝ちですので、ご興味がある方こちらからお申し込みくださいませ。
《ソプラノ泉萌子の「つまみぐいクラシック」お申込みフォームはこちら》
■新百合ヶ丘のイタリアンピアノダイニング「エスティア」
私も受付スタッフとして当日会場にいます☺️
皆さまのお越しをおまちしております。
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ソプラノ 楠野麻衣