文部省唱歌《故郷》動画に書ききれなかった曲目解説など

文部省唱歌《故郷》動画に書ききれなかった曲目解説など

4月も最後の土日になってしまいましたね。

 

4月25日(土)、
本来なら、本日から藤原歌劇団の「カルメン」が始まる予定でした。
(私の出演は明日の予定。)

 

なんとなく、
ちょっとしんみりしつつTwitterを開いたら、
平野レミさんが出てきて、

 

ちょっと元気になりました。笑

私自身がいい加減な性格なので、
反省することばかりなのですが、
平野さんを見ると勇気を頂きます。笑

 

物思いにふけっていても仕方ないので、
今日は「故郷」の動画を作ってアップしました。

 

せっかくなので、
動画の中に書ききれなかった作品解説を少し補足。

 

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《作詞:高野辰之》
明治9年(1876年)長野県生まれの国文学者。
農業を手伝いながら勉学に励み、長野県尋常師範学校(今の信州大学)に入学。
東京音楽学校(今の東京芸術大学)の教授を務める。

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《作曲:岡野貞一》
明治11年(1878年)鳥取県生まれの作曲家。
アメリカ人宣教師に音楽の才能を認められ、東京音楽学校に入学。
その後、同校の教授になる。

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『尋常小学唱歌』というのは、
1911年~1914年にかけて文部省が編纂した教科書です。

尋常小学校に向けて作られたもので、
第一学年~第六学年まで全6冊あり、

《故郷》は第六学年用の教科書に収録されました。

 

第六学年用の教科書に入っていた曲は、
《我は海の子》や《朧月夜》など、
今なお、歌い継がれる名曲がある一方、

 

《明治天皇御製》《出征兵士》《日本海海戰》など、
タイトルを見るだけで、当時の時代を感じる曲も…。

 

この時代から見ると、日本は随分と変容を遂げました。
時代が変わった今も、《故郷》は変わることなく

私たちの胸を熱くさせます。

 

うさぎなんて追ったことは無いのに、
ちょっと懐かしく思える。

歌の力は不思議ですね。

 

 

大学時代、音楽学部の何人かでこの曲を歌っていて、
ある友人が歌いながら泣き出したことがありました。

 

彼女は沖縄から単身徳島の大学に来た子で、
いつも明るくみんなを楽ませてくれる存在。

 

私は徳島に生まれ、徳島に育ち、
家も家族も身近で恵まれた環境だったので、

当時は、友人がなぜこの歌で泣くのか、
さっぱり意味が分からなかった。

 

彼女が泣き出した時の気持ちが分かったのは、
自分自身が単身で上京し、何年か経った後でした。

 

私自身、2009年に上京して10年が過ぎましたが、
もしオペラ歌手としての勉強と仕事が徳島で出来たなら、
きっと一生を徳島で過ごしていただろうと未だに思います。

 

仕事を頂けるうちはバリバリ必死で歌っていきたいけど、
いつか声が出なくなった時に
徳島に帰れるところあったらいいなぁ…

 

と、ちょっと思ったりもします。

 

 

今は故郷に帰りたくても帰れない人たちがたくさんですね。

 

ちょっと長丁場のガマンになりそうですが、
こころざしを果たして、いつの日にか故郷に帰りましょう。

 

そのときの《故郷》の姿は、
きっと今までより、一層美しく映るはず。

 

 

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世界の名曲を解説付きでご紹介するチャンネル。

私の歌を聴いていただくというよりは、
「へぇ!この曲にそんなエピソードがあったのか!」
みたいな部分を楽しんで頂けるチャンネルに出来たらいいなと思います。

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