2020年3月7日(土)
昨夜はピアニストの吉田彩さんと一緒に、個人のご自宅でコンサートでした。
ホームパーティーの席で余興的に数曲歌うというのはちょくちょくありますが、1時間を超えるプログラムで”コンサート”という形式をとるのは初めて?かな?と思います。
2020/3/7 Sat. Home Concert
〜Program〜
◆アメージング・グレイス
◆カッチーニのアヴェマリア
◆「セルセ」より”オンブラ・マイ・フ”
◆「リナルド」より”私を泣かせてください”
◆「アナと雪の女王」より“レットイットゴー〜ありのままで〜”
◆「マイ・フェア・レディ」より“踊り明かそう”
◆愛の夢(Piano solo)
◆「ラ・ボエーム」より“私が街を歩くとき”
◆「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん”
◆「結婚手形」より“この喜びをお聞き下さい”《アンコール》
◆夜の女王のアリア
歌曲、オペラアリア、映画音楽、耳馴染みのあるレパートリーに加え、コロラトゥーラのテクニックも交えた曲目をトークを交えつつお届けいたしました。
このご時世ですので、今月の本番はこの一本だけでした。
私にとって、本番のステージでお客様に歌を届けるというのは、自分の身を削ることでもあります。
オペラ歌手は、人間の身体や声の限界に挑戦し続ける生き物。
1000人、2000人のホールでマイクを使わずに客席の一番後ろまで響く声を探求し続け、ステージに生きて死んでいきます。
歌は生活必需品ではないし、人の生活になくても全く困りません。
無くても困らないけれど、
人の心や感性がちょっと豊かになるお手伝いができたり、夢になればといいなと思います。
(↑本番終了後はセッション。お客様も交えみんなで歌いました。)
今はみんながつらい時ですね。
耐える時期が過ぎた時、
皆さんの前で良い歌が歌えるように、腐らずいたいと思います。
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日本オペラ振興会 藤原歌劇団
オペラ歌手 楠野麻衣(ソプラノ)
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