昨日は稽古がお休みになり、個人的身体メンテナンスキャンペーンを実施。
「静と頼経」からそのままずっと神経が張り詰めたままだったので意図的に1回切りました。
ゆっくりお風呂に浸かって、整体で骨格調整して貰ったら随分息が入りやすくなったので、また今日から頑張れそうです。
イタリア人たちが来てから、毎日何かしらあります。
昨日言ったことと今日言ってることが違うとか、日々の予定が変わるのは当たり前ですが、立ち稽古になって、突然曲のカットが増えていたりもする。
(彼らにとって、事前に何度も確認したとかはあまり関係ないらしい。笑)
「普通は」とか「あたりまえ」という概念は、共通する前提があってからこその考え方で、その前提は誰が決める何なのか。
国も文化も違えばその感覚も違うのは当たり前で。
彼らを見ていると、普段日本にいる自分が縛られたりこだわったりしている物ってそんなに大事な物なのかな?と言う気がしてくる。
留学してた頃は、今までの色々細かいことが面倒くさくなって、
「あぁ、もうこの先の人生は人やまわりを気にせず、もっと自由に好きに生きよう!!」
みたいに思ったものだけれど、実際に帰国すると、日本に居る限り“日本人的に”生きなければ許されない事もたくさんあるわけで。
自分がこの国においてどう在るべきか、どう在りたいのかというのは帰国してからの、私が胸に持つ課題の一つでもある。
イタリアに住んでいると「ほんとこの国は一体何なの?!」と腹立たしいことが沢山あるのだけど、またイタリアが恋しくなるこの感じはなんなんだろう。
イタリア行きたいなぁ。
でもイタリアに行くと“日本って素晴らしい”ってなるんだろうな。
彼らと過ごせるのもあと10日。
◆チケットのお申し込みはこちら
◆公演の詳細はコチラ
↓楠野はイザウラ役で出演します。
藤原歌劇団 ソプラノ 楠野麻衣