この度、「文化庁令和2年度第2次補正予算事業 文化芸術活動の継続支援事業」の補助対象事業として動画を制作・公開いたしました。
せっかく文化庁から貴重なお金を頂けるのであれば、私たちModestine(楠野麻衣・丸尾有香)を育ててくれた新百合ヶ丘という町と、そこで出会った皆さまに恩返し、還元が出来ればと思い制作に至った次第です。
《Modestineプレゼンツ》芸術のまち しんゆり~新百合ヶ丘の町を支える人々~
<川崎市麻生区>の後援を頂きました
動画制作の準備段階で麻生区役所に写真提供のお願いに伺ったところ、「町の色に合った取り組みである」ということで、麻生区長さんに直接プレゼンテーションさせていただくお時間を頂き、後に<川崎市麻生区>の後援を頂くことが出来ました。
採択されてから締め切りまでの時間が短く、動画編集についてもプロの手ではなく楠野自身が担当したため、至らぬところがたくさんありますが、新百合ヶ丘のまちのあたたかさを少しでも多くの人に伝えられれば幸いです。
助けて下さった関係者の方々にこの場を借りて深く御礼申し上げます。
コロナ禍で思うこと
今まで音楽家として突き進んできた私たちにとっては無知で不慣れな事ばかりで、事業計画書や予算書、後援申請書類の書き方から人にギャランティーを支払うときの源泉徴収税の納め方、はたまた機材の使い方など…勉強しなければ分からない事だらけで、頭を悩ませることが多々ありました。
コロナ禍が無ければ知らずに通り過ぎていた、様々なことを勉強する機会を頂いたと思っています。
昨年の今頃、「この先どうやって生きていけばいいのか」と不安を抱える日々を過ごしました。
仕事がなくなり、経済的にも追い詰められていく中で、応援して下さる方々からのご支援がどれだけありがたかったか、言葉では表すことが出来ません。
メゾソプラノの丸尾有香さんとも、こんなに行動も密にすることになろうとは、コロナ禍以前は想像していませんでした。
私が得意なことは丸尾さんが不得意で、私が出来ないことは丸尾さんが得意で。笑
いつも笑顔で明るい有香さんに癒され、補い合った一年になりました。
一年間傍らで歌を聞いてきて、有香さんの歌がどんどんステキに変わっていくことが楽しく、そして自分の勉強意欲にも繋がりつつ。
良い意味で競いながらコロナ禍を突き進む中で、こんなにたくさんの人を巻き込んで新しい取り組みが出来たことに感謝の気持ちと充実感でいっぱいです。
皆さまのご支援や政府の助けを借りて生かされた今、この先の世界で私自身が世の中の為に出来ることは何なのかと考える日々です。
みなさま一人ひとりがそれぞれに悩みや辛さを抱える時代だと思いますが、私の歌がその心を癒すものの一つになれるよう、精進し続けたいと思います。
みなさまが健康で、安心して手と手を取り合える世界が来ることを願いつつ。
オペラ歌手楠野麻衣チャンネル
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ソプラノ 楠野麻衣