8月にあるクローズイベントの打ち合わせのため、共演者で藤原歌劇団所属のメゾソプラノ、丸尾有香さんと一緒に横浜の元町・中華街まで行って参りました。
到着してから打ち合わせまで少し時間があったので、会場となるニューグランドホテルからすぐの山下公園をお散歩。
春のお花がキレイでした✨️
(↑日本郵船氷川丸と共に。やっぱり海は気持ちいい。クルーズで歌う仕事したいなぁ。)
8月のイベントでは、ニューグランドホテルの「ペリー来航の間」で歌わせて頂けることになりました。
お部屋のネーミングがさすがです。
とってもステキなお部屋だったので、本番が楽しみ。
打合せでご一緒させていただいたのは建築関係の方でした。
歌手の仕事の紹介ついでに色んな事をお話しましたが、
「オペラ界では30代はまだ新人と呼ばれるんですよ」と申し上げたところ、
「建築の世界では60歳でやっとデビューと言わます。」と伺ってびっくり!
頭の下がる思いです。
“お客様に喜んで頂く物をつくる”という意味では、歌も建築も同じですね。
知らない世界のプロフェッショナルな方のお話を聞けるのは楽しくて刺激になります。
打ち合わせの後は、プログラムの相談を兼ねて有香さんと二人で中華街に繰り出しました。
「花が咲いたらお召し上がり下さい。」
と出されたジャスミン茶。
どうやら私のだけ咲き方がおかしい…。
タツノオトシゴみたいになってました。
(有香さんの方はお上品に咲いてるのに…笑)
プログラムについてですが、今回はそれぞれのソロに加え、ドニゼッティ作曲の室内楽曲のデュエットに挑戦します。
私のイタリアの歌の師匠はドニゼッティをこよなく愛している方で、留学中には日本であまり演奏されない作品も教えていただきました。
いつか日本で歌えるように楽譜を買い込んで帰ったので、今回その中のデュエット作品を有香さんがお付き合い下さる事になってうれしい。
8月はクローズのイベントだし、演奏時間も限られているので、
「せっかくだから近いうちに二人でドニゼッティのデュエット作品を中心にコンサートをやりたいねー!」
と杏仁豆腐を食べつつ盛り上がりました。
実現したらぜひ遊びにいらして下さい♪
そんな有香さんとは、9月5日、7日の藤原歌劇団「ランスへの旅」でも共演致します。
丸尾有香さんはモデスティーナ役。
楠野はデリア役。
明日、4月19日(金)よりチケット発売開始致します!
藤原歌劇団ソプラノ 楠野麻衣