オペラ歌手の楠野麻衣です。
2月17日(土)はお世話になっている中北英紀さんのご自宅スタジオでのホームコンサートでした。
今回の共演者は藤原歌劇団の先輩でバリトンの大石洋史さんとピアニストの金子渚さん。
プログラムはこんな感じに仕上がりました
《第1部》
- フレデリック・ロウ作曲
ミュージカル「マイフェアレディ」より”踊り明かそう”(楠野)
- フランチェスコ・サルトーリ作曲
「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」(楠野)
- プッチーニ作曲
オペラ「ラ・ボエーム」より”私が街をあるくとき”(楠野)
- レオンカヴァッロ作曲
オペラ「道化師」よりプロローグ(大石)
- ロッシーニ作曲
オペラ「結婚手形」より”この喜びをお聞きください”(楠野)
- モーツァルト作曲
オペラ「ドン・ジョバンニ」より”手を取り合って”(二重唱)
《第2部》
- 平井康三郎作曲 「うぬぼれ鏡」(楠野)
- 髙田三郎作曲 「初恋」(大石)
- 髙田三郎作曲 「くちなし」(大石)
- シューマン作曲、リスト編曲 「献呈」(金子)
- ヴェルディ作曲 オペラ「リゴレット」より
”慕わしい人の名は”(楠野)
”日曜日ごとに教会で”(二重唱)
《アンコール》
- レハール作曲
オペレッタ「メリーウィドウ」より愛のワルツ
中北さんとは2017年ごろにご近所のお店でお知り合いになり、コロナ禍に入る前に一度ご自宅のコンサートで歌わせていただきました。
その後も何度かお声かけいただき、計画するたびにコロナの感染拡大を考慮して中止延期・・・という形になっていたので、今回4年ぶりに開催できました。
藤原歌劇団の先輩であるバリトンの大石さんとは初共演からちょうど10年。
私の記憶が正しければ、初共演はきっとこの時!
その後も何度かご一緒することがありましたが、今回のコンサートでは「大石さんとリゴレットがやりたいです!」というお願いをして、大好きな2幕の二重唱を歌わせていただきました。
楽しかったー!
大石さんが歌う日本歌曲も素晴らしくて、「くちなし」を歌い終わる頃にはゲストのみなさん涙が止まらず・・・!という感じ。
ご自宅のスタジオに20人くらいのゲストを招いてのホームコンサートだったので、気軽にわきあいあいとした雰囲気を楽しみつつ、その中にも本格的なオペラの空気を味わっていただきたいなと思っての選曲でした。
(ピアノはベーゼンドルファーのインペリアル🎹)
↑白熱した「リゴレット」のDuetto✨
コンサート終了後はゲストのみなさまと一緒に百合ヶ丘のカジュアルフレンチレストラン「リアン」さんでディナー
歌うことがお好きな方が多いので、ご飯をいただきながら発声談義に花が咲きました。笑
ちなみに、このコンサートを企画してくださった中北英紀さんは元々薬剤師さんで、子どもたちに向けてお薬のことを楽しくわかりやすく伝える絵本「たたかうざーやくマン」を出版されています。
大人でも勉強になるので、ご興味ある方はご覧ください。
よく歌い、よく喋り、よく食べて、しあわせなステージでございました💕
終わってホッとする間もなく、来月、再来月とオペラが続きます。
どちらも面白い公演になりそうです。
お見逃しなく✨
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ソプラノ 楠野麻衣