オペラ歌手の楠野麻衣です。
前回ブログでは2021年3月~4月途中までのお話を書きましたが、今回はその続きのお話。
森日出夫さんのスタジオに…
前回のブログで書き忘れてしまいましたが、4月の初旬にプロフィール写真を撮りました。
今回は「Modestine(モデスティーネ)」として一緒に活動している藤原歌劇団メゾソプラノの丸尾有香さんと一緒に撮影です。
有香さんからのご紹介で撮影をお願いしたのは、カメラマンの森日出夫さん。
横浜の風景写真などで有名で、写真集も出されています。
とても素敵なので、ご興味ある方はぜひご覧くださいね。
(森さんご自身もダンディでとてもカッコいい方で、緊張しました!笑)
出来上がったお写真の一部はすでにお披露目していますが、それ以外にもたくさんあるので、また今度改めて…💗
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藤原歌劇団「ジャンニ・スキッキ」
新型コロナのこともあり、どうなることかと最後まで心配しましたが、どうにか公演を行い、終了後2週間経っても関係者から陽性者は出ませんでした。
以前は公演終了と共に区切りが付いていましたが、コロナ禍になってからは、公演後2週間は心配と不安が続きます。
公演後記のブログも書き残そうと思いつつ、終了しても2週間経つまでは…と思っていたら、いつの間にか1ヶ月が経とうとしています💦
今回上演した「ジャンニ・スキッキ」は、私が留学していたフィレンツェの町を舞台とした物語。作品の端々にフィレンツェのすばらしさが歌われ、リヌッチョ(テノール)が歌うアリアは、まさにフィレンツェの観光名所の紹介ソングのようです。
稽古をしていく中で、作品を通してフィレンツェでの日常が懐かしく思い出され、胸が熱くなる日々でした。
私が演じたネッラというキャラクターは、34歳で結婚して子供がいる女性。
歳のことは言うなと言われそうですが、私自身も現在34歳なので、ある意味等身大で立ち向かえる役でした。
演出の岩田さんが与えてくださったネッラのキャラクターは、私のこれまでの人生の根っこに通じるものがあり、心の底から愛するキャラクターとなりました。
そこについて話し出すと長くなるので、そのうち、ネッラというキャラクターへの愛だけを語るブログを書きたいと思います✨(笑)
新しいコンサートの企画
「ジャンニ・スキッキ」の本番終了後まもなくして、Modestineとして文化庁の補助金に申請するコンサートの計画を立てました。
本番は10月23日。
申請に通らなかったとしても、自分たちの力で開催できればいいな~!とは思っています。
昨年のコロナ禍になるまでは、正直なところそこまで絡みがあったわけでもない丸尾有香さんですが、この一年間でかなり密に、暮らしを共に(?!)してきました。笑
どんな苦境に立たされても、常に笑顔を絶やさず明るい有香さんに癒され、彼女と彼女の周りを囲む人たちによっても支えられています。
そして、この一年間隣で歌を聴いていて、彼女の歌がどんどん進化していくのを感じています!
彼女が出演するオペラ公演、藤原歌劇団「清教徒」も先日チケットが販売開始となりました。
私も聴きに行くので、ぜひみなさまも一緒に応援いきましょう♪
邦楽との出会い…
突然ですが、5月に入り、ひょんなきっかけから、三味線奏者&指導者としてご活躍されている常磐津齋櫻(ときわず さいおう)さんをご紹介いただきました。
正直なところ、私は邦楽の世界のことは何も分からず、なんとなく「お家柄で代々受け継がれている方が多いのかな」と思っておりましたが、常磐津齋櫻さんは一般家庭の出身で、大学では英語学を学び、会社員を経た後に三味線演奏者になられたとのこと!
そのお話を聞いて、邦楽の世界にも、常磐津齋櫻さんの人生にも興味津々。
ぜひ一度お会いできれば、ということで「三味線の体験レッスン」という形でお教室に伺い、色々とお話を伺ってまいりました。
この件に関しては書きたいことが山ほどあるので、また次のブログにて…💗
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