森口賢二のおしゃべりコンサート〜演奏後記〜

5月26日杜のホールはしもとでの「バリトン森口賢二のおしゃべりコンサート」が無事終了致しました。

バリトン歌手の森口賢二さんは、2009年に私が徳島から上京して初めて見た藤原歌劇団のオペラ「愛の妙薬」にベルコーレ役で出演されていて。

私にとっては、上京した当初から第一線で活躍されている、“ステージの上の人”でした。

 

そんな憧れの先輩と初めてお話させて頂いたのは、2014年。

 

私が藤原歌劇団のソリストデビューとなった「魔笛」のプレコンサートに森口さんがお客様としていらして下さり。

新人の私としては、芸能人に会うような気分だったので、終わった後にあたたかくお声かけ下さって嬉しかったのをよく覚えています。

 

その後はコンサートやオペラの現場で会う度に色々とリードして助けて頂いていて、

(2017年日本オペラ協会「ミスターシンデレラ」)

 

「静と義経」の稽古中に今回の共演のお話を頂けた時は、感激でした。

静と義経

(2019年日本オペラ「静と義経」)

 

来月、私が「フィガロの結婚」のスザンナでロールデビューが決まっているという話をしたところ、

「じゃぁ練習にもなるし、スザンナまわりの出来るところを一緒にやろう!」と、

今回のプログラム前半はフィガロ特集にして下さって、本当に良い勉強をさせて頂きました。

(ちなみに森口さんはフィガロの公演には既に10回くらい出演されているそう!!)

共演者の渡邊史さんは今回初めてお会いしましたが、歌や司会がお上手なのはもちろん、舞台裏でも女子力が高くて頼りがいのあるお姉様でした✨

 

ピアノの松本康子さんは「静と義経」の現場でもお世話になりましたが、音楽作りが本当に素敵で、たくさん助けていただきました。

 

一緒にお写真とれなかったのが残念…!

オペラくんをはじめ、

コンサートのサポートをして下さっている方々、

お客様としていらっしゃった皆様、

総合してとってもあたたかい公演でした。

 

どうもありがとうございました。

 

今年6回目だったこの公演が、

来年も再来年もずっと

皆様に愛されて続いていきますように。

 

私も来月、6月27日長津田にて、

「フィガロの結婚」のスザンナ頑張ります!

心よりの感謝を込めて。

 

藤原歌劇団ソプラノ 楠野麻衣